水野楓さんの「地元の民話をテーマとした奥行きのある切り絵作品の制作」
なわてんグランプリ 2019年度なわてん

【2019年度なわてんグランプリ|友電会賞】水野楓さんの「地元の民話をテーマとした奥行きのある切り絵作品の制作」が受賞!


大阪電気通信大学の同窓会である「友電会」が選ぶ友電会賞には、水野楓さんの「地元の民話をテーマとした奥行きのある切り絵作品の制作」が選ばれ、友電会会長・福田武氏より賞状と副賞が授与されました。

水野さんの出身地、滋賀県の三上山のムカデ退治伝説という民話を題材に、レーザーカッターで切り抜いた板を何枚も重ねて日本の絵巻物や欄間のような表現を用いた作品です。

友電会会長・福田武様のコメント

レーザーカッターを活用して、木の板を何枚も張り合わせて、そして奥行きのある切り絵作品を制作されています。
モチーフは三上山のムカデ退治伝説という、水野さんの出身地である滋賀県に伝わる民話を題材にして、古典絵画の絵巻の構図を研究してストーリーが横に流れるように画面作りがなされております。
素朴で親しみやすい作品ということで、デジタルツールと丁寧な日本文化研究の融合によるものと感じました。

水野楓さんの「地元の民話をテーマとした奥行きのある切り絵作品の制作」

受賞した水野さんのコメント

今回はこのような賞をいただき大変嬉しく思います。
今回の制作ではテーマのひとつとして、自分の地元の民話を忘れ去られないように、もともと知ってる人が思い出していただけるようなものや、それを自分の制作物をみて知るきっかけになるような作品が作れたらなと思っていたので、多くの人にみてもらえるような作品が作れたらよかったなと思います。
ありがとうございました。