2021年度なわてんグランプリ【後援会賞】【アゴラ賞】受賞作品、ほかのご紹介
2021年度なわてんグランプリでは、各部門賞のほかに、大阪電気通信大学後援会賞、京阪ジャーナル社アゴラ編集長安里他恵子氏の審査によるアゴラ賞が発表されました。
【講演会賞】後援会会長 吉川隆章様のコメント
向井梨湖さんの絵本作品「ありがとう。」は、砂を使ったユニークな技法で描かれていて、手で触った感触を想像させるとともに、柔らかさやぬくもりが感じられ大変魅力的でした。ストーリーも「生と死」という、ともすると重たくなってしまうテーマでありながら、少年がおじいちゃんを想うやさしさと温かみにあふれていました。読み聞かせのムービーを通して絵とストーリーがじんわりと染み込んできたところが審査にあたった皆さんの評価につながったと思います。心温まる作品をありがとうございました。今後のご活躍を期待しております、頑張ってください。
向井梨湖さんのコメント
率直に本当に他の作品も素晴らしい作品が多かったので、受賞できるとは本当に思ってなくて、ちょっと発表されたとたん信じられなくて…ちょっとすごくパニックになってしまいました。本当にありがとうございます。
【アゴラ賞】京阪ジャーナル社 安里他恵子様のコメント
今回のアゴラ賞は「第二の居場所」をテーマとした初のドキュメンタリー作品です。アゴラ賞では、地域と情報発信を主眼に受賞作品を選定してきましたが、この田中佑汰さんの「第二の家(セカンドハウス)ショートステイみっきぃ」は非常に目を見張るものがありました。
地域にある重度障害のショートステイの様子をずっとドキュメントされてるんですが、最初は知識なしで取材に臨まれ、最初に2時間ほど「みっきぃ」代表の井村さんのお話を聞かれたそうです。それで、自分自身がそういうことを知らないと自覚しながら撮影を始め、その後8回も通われて、泊まり込みでの取材もされたそうです。インクルーシブ教育の中でのいわゆるノーマライゼーションの極みですね。
重度障害の方だけでなくて、スタッフさん、利用者さんたちと同じ視線で真面目にキチっと撮られたことに対して私も敬意を表します。この作品をご覧になった代表の井村さんや保護者の方もとても感激されて涙を流されたそうです。「社会にそのまま出られるね」と井村代表も仰ってました。アゴラにとっても、良い賞を与えられたと思っています。田中佑汰さんの今後の活躍に期待しております。皆さんどうぞ観てください。
田中佑汰さんのコメント
ということで本当にうれしく思っています。またご指導してくださったいしぜき先生、協力してくださったショートステイみっきぃの方々に本当に感謝しています。ありがとうございます。
いいね!が一番多かった作品
2021年度なわてんオンラインサイトで最も多くの「いいね!」ボタンが押された作品が、大阪電気通信大学公式Vtuberの初日乃うい(はつひのうい)さんと月城紗夜(つきしろさや)さんから発表されました。
- 紗夜:
- 第19回なわてん観客賞…じゃなくて、いいね数が一番多かった作品は…デジタルゲーム学科 百武元太さん、森貞太稀さん、⼭中陸源さんの「なわてぶらり」です!おめでとうございます!
- うい:
- 先ほどのメディアデザイン部門賞でも受賞されていましたね。
- 紗夜:
- はい、本当に素敵な作品ですので、まだご覧になっていない方がいらっしゃれば、ぜひなわてんオンラインサイトからご覧ください。おめでとうございました!
なお、受賞作品を含む全作品をなわてんオンラン会場(https://nawaten.online)で3月31日(木)まで公開中です。
是非ご覧ください。コメントも書き込んでくださいね〜!