2021年度なわてんグランプリ「メディアデザイン部門」受賞作品のご紹介
2021年度なわてんグランプリの【メディアデザイン部門賞】には7作品が選ばれました。
審査委員を代表してゲーム&メディア学科のナガタタケシ先生に解説をしていただきました。
- 「YOU MAKE ME」中田陽奈子さん
- 「【アニメーション】All we all set to go?」北野和也さん
- 「ありがとう。」向井梨湖さん
- 「愛すべき人類」渡邊亜美さん
- 「なわてぶらり」百武元太さん、ほか
- 「バーチャル汚部屋」馬渕龍さん
- 「ワンチャンス!」瀬川祥さん、ほか
メディア部門は、88作品のエントリーがあり、13人の教員がメディア表現系、メディアコミュニケーション系、メディアインタラクション系3つのグループに分かれて審査し、その中から合計7作品を選びました。
この3つのグループは、作品をオンラインサイトに公開する際に選択したタグやテーマが基準になっています。
メディア表現系は主に芸術表現に対する評価、メディアコミュニケーション系は主に情報発信に対する評価、メディアインタラクション系は主にテクノロジーの利用に対する評価をしています。
まずはメディア表現系の3作品についてです。
ゲーム&メディア学科 中田陽奈子さんの「YOU MAKE ME」は、Live2Dを用いてアニメーション表現がどこまでできるかを追求した意欲作だと評価しております。
描画やアニメとの技術が秀逸であるという点も評価の対象となりました。おめでとうございます。
中田陽奈子さんのコメント
ありがとうございます、4年間の集大成として自分自身頑張って制作した作品だったので、このような賞をいただけてとても嬉しく思っています、ありがとうございます。
ゲーム&メディア学科 北野和也さんの「All we all set to go?」は、演出や表現に対してこのこだわりを持ち、時間をかけて作画やアニメーション技法の研究や、コンテを元にした試作を経て、丁寧に作品化したプロセスを特に評価しております、おめでとうございます。
北野和也さんのコメント
本当に自分が描いたアニメーションが受賞するとは思ってなかったので、ちょっと今震えているんですけど、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
ゲーム&メディア学科 向井梨湖さんの「ありがとう。」は後援会賞とのダブル受賞ですね。この絵本は、死をテーマにした絵本です。使われている素材は全て砂で作られているということです。
素材やテーマに対して真摯に向き合う姿勢や、作品の完成度に対して評価いたしました。おめでとうございます。
向井梨湖さんのコメント
まさかダブル受賞できるなんて本当に全く思っていなかったので嬉しいです。ありがとうございます。
次はメディアコミュニケーション系の2作品です。
ゲーム&メディア学科 渡邊亜美さんの「愛すべき人類」は、ポップで切れ味の良い映像による社会問題を描いた動画作品で、そのユニークな点を評価いたしました。
レイアウトやタイミングなど、制作者のセンスが光る点も評価されております。おめでとうございます。
渡邊亜美さんのコメント
まさか賞をいただけるとは思わなかったのでとても嬉しいです。私自身結構楽しく作った作品だったんで結果が伴ってすごい嬉しいです、ありがとうございます。
デジタルゲーム学科 百武元太さんほか2名による「なわてぶらり」は、四條畷周辺の地域振興と新入生向けの紹介という、2つのテーマを主眼としたロケ番組風の映像作品となってます。
地方ローカル局で放送可能なレベルに近い品質に仕上がっているという点が評価されております。おめでとうございます。
百武元太さんのコメント
この度は大学生活の集大成ともいえるこのなわてんで、メディアデザイン部門賞をいただけてとても嬉しく思っています。実際に私たちサイトの下のほうにもあるんですけれども、本当にたくさんの方に映像作品に関わって頂いていますので、その方々に対してもですね、この場をお借りして感謝を述べさせていただければと思います。本当にご協力いただきありがとうございました。
森貞太稀さんのコメント
このような賞を受賞できたことをすごく光栄に思います。この1年頑張ってきて本当に良かったなーって感じました。ありがとうございました。
⼭中陸源さんのコメント
このような受賞をいただきありがとうございます。森貞君だったり百武君だったり、本当にとても力強い仲間とこうやってチームを組んで受賞をもらうことができたのでとても嬉しいです。ありがとうございます。
最後はメディアインタラクション系の2作品です。
ゲーム&メディア学科 馬渕龍さんの「バーチャル汚部屋」は、コロナ禍の中の就職活動の苦しさをVRを用いてアート作品に昇華しようとする試みです。
その苦しい感覚を共有できているということに評価をいたしました。ブラウザから体験することができるんですよね。そういったところも評価のポイントとなっております。おめでとうございます。
馬渕龍さんのコメント
今回このように受賞させて頂いてとても嬉しい気持ちで一杯でございます。3Dオブジェクトの作り方などというのを全く分からない状況から制作のほうを取り組んだんですけれども、自身が感じたことというのをいろんな人に伝わればいいなという思いで頑張って作らせていただきました。今回は本当にありがとうございます。
ゲーム&メディア学科 瀬川祥さんほか5名による「ワンチャンス!」は、映画にもインタラクティブ性が求められる時代を見据え、ストーリー分岐でマルチエンディングを楽しめるエンターテインメントの可能性が垣間見える点が評価されております。
瀬川祥さんのコメント
すいません!いきなりカツラかぶって出てきてしまって申し訳ないです。すみません、こんな素晴らしい賞いただいてありがとうございます。最後に、卒業制作に携わっていただいた先生や友人ゼミ生の方々に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。
兼平大也さんのコメント
こんな賞をいただけるとは思ってなかったので、頑張った甲斐があったと思います。ありがとうございます。
太倉成貴さんのコメント
向こう側まで撮影にしに行った甲斐がありました。嬉しいです!めっちゃ嬉しいです!
丸山剛史さんのコメント
受賞できたことがすごく嬉しいと思います。今までのこのメンバー見た感じで、すごく楽しそうなこのグループの感じが作品にも出てるかなぁと思ってますので、まだ見てない方も見ていただけたらなと思います、ありがとうございます。
西村斗希さんのコメント
撮影も楽しく取り組めて受賞もできてすごくうれしいです。このメンバーでやってこれたのがすごくうれしいです。ありがとうございます。
高橋潤成さんのコメント
1年生の時から仲良くしているメンバーで最後にいい思い出が残せたなーって思ってます、ありがとうございました。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。
なお、受賞作品を含む全作品をなわてんオンラン会場(https://nawaten.online)で3月31日(木)まで公開中です。
是非ご覧ください。コメントも書き込んでくださいね〜!