【2015年度 なわてんグランプリ/準グランプリ】「そして、走り出す」瀬川大地さんほか
2015年度なわてんグランプリの発表も
残すところあとわずかとなりました。
最後に選ばれる準グランプリとグランプリは
総合的に優れた作品に贈られる賞で、
多くの作品がノミネートしました。
この中から準グランプリ2作品、
グランプリ1作品が選ばれます!
瀬川大地さんらによる短編青春映画「そして、走り出す」、
川瀬和輝さんによるヘッドマウントディスプレイを用いた体感アトラクション「もしもし…。」、
松下育夢さんによるカードゲーム作品「マジカルポストカード」、
宮井理人さんによるボードゲーム作品「アドベンチャーズ・ダンジョン」
足立明穂さんによる立体作品「〜Re-birth〜」、
浦谷則史さん、谷村拓郎さんによるビジュアル設定集「STELLA MEMORIA」、
小野善輝さん、中矢悠斗さんによる対戦型ゲーム作品「夢幻のスピカ-Alternative-」、
矢野大貴さんによる「肝臓手術サポートシステムのための擬似メス製作と評価 -メス先端と対象物間距離の視覚的表示-」、
池田裕哉さんらによる対戦型ゲーム作品「盤上の怪盗たち」、
市田俊介さんによるSFアクション映画「監督戦争-Director Wars-」
以上の10作品です。
2015年度 なわてんグランプリで1つ目の【準グランプリ】に輝いたのは、
デジタルゲーム学科の瀬川大地さん、岡田泰宜さん、岡本昌也さん、奥田啓さん、谷田篤志さん、中西明日香さん、野田稜馬さん、畑賢治さん、山田健さん、山本康平さんによる、
短編青春映画「そして、走り出す」です。
・準グランプリ審査委員 金村先生のコメント
この作品は、音楽をテーマにした青春ムービーで、バンドを結成した若者たちが、ぶつかり合いながら成長していくというストレートで分かりやすいストーリーです。シンプルな内容とキャッチーな音楽が絡み合っているところが作品の特徴だと思います。
劇中曲は全てオリジナルだそうですが、出演者は音楽の経験がなかったという事で、演奏を一から練習したということも、ストーリーと出演者の状況がリンクしていて、多少ぎこちないと感じるものの、またそれが新鮮な魅力になって青春ドラマの良さを感じる事ができると思います。
物語りと同様に、制作メンバー同士もぶつかり合いながら作品を作ったのではないかと思います。卒業後は色々な道に進むと思いますが、この貴重な経験を糧に頑張ってもらいたいと思います。
・瀬川さんのコメント
10人で制作しましたが、人数が多ければ楽になる訳ではなく、苦労も多くて、なんとか完成までこぎ着けました。映画作りは初めての経験だったのですが、こういう評価が貰える作品を完成させる事ができてとても嬉しいです。
瀬川大地さん、ほか皆さん、おめでとうございます!