【2015年度 なわてんグランプリ/グランプリ】「STELLA MEMORIA」浦谷則史さん、谷村拓郎さん
なわてんグランプリ 2015年度なわてん

【2015年度 なわてんグランプリ/グランプリ】「STELLA MEMORIA」浦谷則史さん、谷村拓郎さん


お待たせしました!
いよいよグランプリの発表です!

総出品数180作品の中から、
2015年度 なわてんグランプリで【グランプリ】の栄冠に輝いたのは、
デジタルゲーム学科の浦谷則史さん谷村拓郎さんによる、
ゲームのビジュアル設定集「STELLA MEMORIA」です。

【2015年度 なわてんグランプリ/グランプリ】「STELLA MEMORIA」浦谷則史さん、谷村拓郎さん

何枚ものレイヤーを重ねて緻密に描かれたイラストが
展示会場でもひときわ存在感を放っていました。

作品はパネル展示だけでなく、
膨大な量の建物や甲冑、武器、キャラクターのイラストが
作品集として冊子にまとめられていました。

また、作画中の様子も動画で紹介されていて、
1枚1枚の作品が、どれほどの時間と労力を掛けて描かれたのかが分かり、
会場でご覧になった皆さんも、これはすごい!と圧倒されていました。

【2015年度 なわてんグランプリ/グランプリ】「STELLA MEMORIA」浦谷則史さん、谷村拓郎さん

【2015年度 なわてんグランプリ/グランプリ】「STELLA MEMORIA」浦谷則史さん、谷村拓郎さん

浦谷さん、谷村さん、本当におめでとうございます!

2015年度なわてんグランプリ-グランプリ

・グランプリ審査委員長 藤田先生のコメント
この作品は、ゲームのビジュアル設定に真正面から取り組んだ大作です。
ゲームの世界観と設定を緻密に練り上げ、具体的なデザインをさまざまな表現で展開した手法は、企画段階から自らの作画能力を超えた大きな挑戦だったのではないでしょうか?
非常に苦労された部分が随所にが見られて、私たちも感動しました。ゼロの状態から全体構成をプランニングして、イメージアートやキャラクター設定など、ひとつひとつを丁寧に制作し、完成形として1冊の本にまとめあげる力量を大きく評価しました。
また、自分たちの感性を具体的になわてんで表現するための、展示スタイルや色使いなど、ディスプレイのセンスも審査員の目を引くものがありました。
なわてんグランプリの歴史に大きな意義を残す作品として、この作品をグランプリに選びました。おめでとうございます。

2015年度なわてんグランプリ-グランプリ

2015年度なわてんグランプリ-グランプリ

・浦谷さんのコメント
とにかく頑張ったなぁというのが今の率直な感想です。いつもは自分に厳しくあろうと思っているんですが、今回は自分に100点をあげてもいいんじゃないかと思うほど胸のつかえが取れた感じがします。
僕は大学に入ってから絵を描き始めて、それまでは絵というものに取り組んだ事はありませんでした。大学に入ってから、せっかく友達ができてもあまり遊びに行ったりしていなくて、大学生らしい生活を謳歌したかというと、そうではなかったかもしれません。でもそれだけ色んなものをそっちのけにして絵につぎ込んできたことが、この結果に繋がっていたということを今はすごく嬉しく思います。
ここまで支えてくれたゼミのみんな、指導してくださった廣瀬先生、それから両親に感謝したいです。ありがとうございました。

・谷村さんのコメント
個人的には、作品の完成度にはまだ満足していない点もありますが、色々な事を学ぶ事ができて、やって良かったと思える卒業制作になりました。手伝ってくれた方々、支えてくれた方々に感謝しています。ありがとうございました。