【2014年度 なわてんグランプリ】各賞が発表されました!vol.6【準グランプリ】論文「集落営農の担い手について」稲田勝成さん
さていよいよ【準グランプリ】と【グランプリ】の発表です。
今年度の栄冠はどの作品に輝くのか!?
2014年度 なわてんグランプリ、ひとつめの【準グランプリ】に輝いたのは、
デジタルアート・アニメーション学科
マーケティング・マネジメント&キャリア研究室の
稲田勝成さんの論文「集落営農の担い手について」です。
現在の農家を支えている60代〜70代の人達の後継者として、
若い人達に担い手になってもらうにはどうしたら良いか、
また、現在どんな問題があるかなどを調査研究した論文です。
審査委員 佐藤礼華先生のコメント:
“この論文のテーマは、
最近若者が政治やマクロ経済問題に
あまり興味関心を示さなくなったと指摘される中での、
現代日本の社会的、経済的な喫緊の課題を扱っている。
評価のポイントは、
著者が農村の過疎化の進展と農業のビジネス化に言及して、
そのジレンマを埋める若者の地域農業生産への就労による再建や
TPP交渉の背景にある日本の農業の国際貢献と同時に再生問題まで、
多面的に考察している点である。
論文の全体的構成と展開もしっかりしており、
課題そのものを正しく認識、把握しており、
問題意識が明確であること、
的確なデータを豊富に援用して客観性が認められる。”
稲田さん、おめでとうございました!