【学術研究賞】「立体駒を用いたデジタル摩訶大将棋の開発」笠井 智仁さん
なわてんグランプリ 2014年度なわてん

【2014年度 なわてんグランプリ】各賞が発表されました!vol.2【学術研究賞】「立体駒を用いたデジタル摩訶大将棋の開発」笠井 智仁さん


2014年度 なわてんグランプリ【学術研究賞】に輝いたのは、
デジタルゲーム学科 計測ハードウエア研究室の
笠井 智仁さんの研究「立体駒を用いたデジタル摩訶大将棋の開発」
です。

【学術研究賞】「立体駒を用いたデジタル摩訶大将棋の開発」笠井 智仁さん

摩訶大将棋とは鎌倉時代に考案された192もの駒を使って勝負する壮大な将棋です。
駒が多い分、その動きを覚えるのが大変ですが、笠井さんの立体駒には、駒の動きが示されていています。

【学術研究賞】「立体駒を用いたデジタル摩訶大将棋の開発」笠井 智仁さん

笠井さん、おめでとうございます!

【学術研究賞】「立体駒を用いたデジタル摩訶大将棋の開発」笠井 智仁さん

審査委員 小森一平教授のコメント
”当論文及び作品は、これまで開発されてきた「摩訶大将棋」の基本メソッドを継承し、よりエンターテインメント性と操作性を追求した成果であり、科学技術的に発展進化したものと評価できる。具体的には、評価対象である受賞者の論文がプロジェクトのチームワークの成果として見たときに、見事にハードとソフトの連携役を果たしたと考えられる。またこのデジタルとアナログの融合を図るうえで、最近急激に活用の可能性が期待されている「3Dデジタル造形」技術の知見を活用し、駒のモデリングを試作し、最終成果物としてのデジタルゲーム作品に仕上げていくプロセスを論文としてよくまとめている。以上のことから、本学が目指す実学教育のポリシーである3つの力、すなわち「手」と「頭」と「心」の力を最大限に発揮、融合した研究開発モデルとして捉えることができる点で他の論文と比べ優位であると認めた。”