2020年度なわてんグランプリ学術研究賞「紙媒体から電子媒体へのアクセスを簡易化するための手書きのマークとwebページを対応付けるアプリの作成」
なわてんグランプリ 2020年度なわてん

2020年度なわてんグランプリ学術研究賞「紙媒体から電子媒体へのアクセスを簡易化するための手書きのマークとwebページを対応付けるアプリの作成」日野和久さん


オンラインで文章や問題文を見ながらノートにメモや回答を書いていると、後でノートを見返した時に、どのWebページを見て書いたのか分からなくなってしまう、という問題を解決するために開発されたアプリです。
ノートに手描きのマークを描いてアプリに登録しておくと、WebページのURLと手描きのマークが紐づけされ、後で関連したページを開くことができます。

登尾啓史教授のコメント

この研究は、コロナ禍における遠隔の授業や会議で活きるものですね。
会議や授業で聞きながら取ったメモを後で見返すと、これどのPDFだったかなあ、どのWebページのどの問題だったか、たくさんノートを取りますからわからなくなりますよね。その時にメモとWeb情報を紐付けてくれて、後で何についてのメモだったか分かるというものです。
認識率も100%で紐付されていて、たぶん裏では人工知能が動いている訳ですけど、これだけの認識精度があると素晴らしいですね。
とにかく今年のようなコロナ環境下で、デジタルトランスフォーメーションをしたというのは、研究のセンスも素晴らしいですが、とにかく今年らしい研究ですね。
実際使えると思うので、ぜひ実用化してほしいと思います。

下記の作品公開ページにて、作者による解説をご覧いただけます。
https://2020.nawaten.online/project/1797