【2019年度なわてんグランプリ|学術研究賞】新永悦司さんの「GitHubFlowを考慮したGit学習Webアプリケーションの開発」が受賞!
2019年度なわてんグランプリ「学術研究賞」は、新永悦司さんの「GitHubFlowを考慮したGit学習Webアプリケーションの開発」が受賞しました。
ソフトウェア開発では、たくさんのファイルを扱いますが、その際に、ファイルの更新状況を管理することをバージョン管理といいます。
Gitというバージョン管理システムが多くの開発者に利用されていますが、新永さんの研究は、このシステムを利用した開発の流れを学習するアプリケーションの開発です。
取材時には、初心者にもわかるようにバージョンし管理システムとは何か、というところから説明してくれました。
審査委員 渡邊先生のコメント
近年ソフトウェアは巨大化しており、ソフトウェア開発において複数人のソフトウェアの開発者と共同してコードをレビューし、プロジェクト管理する必要があります。
そこで、Gitと呼ばれるバージョン管理システムと、GitHubと呼ばる共同開発サービスが、ソフトウェア開発のプラットフォームとして多用されるようになってまいりました。
本研究では、学生にソフトウェア開発教育において、学生のGitの使用法の学習を支援しつつ、GitHubを用いた共同開発学習ができる学習支援webアプリケーションの開発を行いました。
本研究のような、学習支援のためのGit教材は前例がないとともに、ソフトウェア教育への貢献が期待でき、新規性・有用性に優れるとし学術研究賞とした次第です。
受賞した新永さんのコメント
このような賞を頂けて大変嬉しく思います。
バージョン管理システムの仕組みやその操作方法をいかに初学者に判りやすく教えられる教材を作れるかというところに一番苦労しました。
実際に今授業で運用したもののまだ課題があったのでそれらを改善できたらなと思います。
指導してくださった久松先生や協力してくださった方々に感謝したいです。
本当にありがとうございました。
新永さん、受賞おめでとうございます!