「in osaka」吉内雄大さん
なわてんグランプリ 2017年度なわてん

2017年度なわてんグランプリ|グランプリの栄冠に輝いたのは、吉内雄大さんの「in osaka」です!おめでとうございます!#なわてん


お待たせしました。いよいよグランプリの発表です。
出品総数197点の中から栄冠を勝ち取ったのは、吉内雄大さん(デジタルアート・アニメーション学科)の大型ミクストメディア作品「in osaka」です。
吉内さん、おめでとうございます!

「in osaka」吉内雄大さん
審査委員長上善先生:本当に難しい選考でした。毎年大変だと聞いていましたが、こんなに大変だとは思いませんでした。最初にも申し上げましたが、それぞれの見る人によって観点が違うんですね。そんな中で一体どういう観点でグランプリ決めるんだろうというのが本当に難しい。映像あり、ゲームあり、論文あり、アート作品あり、様々な研究があるなかで、その頂上を決めるというのは大変難しいことですね。
「in osaka」は、22年間生活した大阪を巨大なキャンパスに表現した作品です。22年間大阪に住んでいたのに知らないことがまだまだあることを発見して、写真を加工した技法でそれを上手く表現していて、またその場所を訪れる人のアバター的なかわいい女の子がその中に配置されていて、その辺りのバランスが一番皆さんの琴線に触れたのではないかなということと、なおかつ作者が作品について説明するコミュニケーションがあって、結果的に全てのベクトルがこちらに向いたということでの受賞ではないかと思います。おめでとうございます。

「in osaka」吉内雄大さん
吉内雄大さん:グランプリありがとうございます。作品の内容ですが、今まで知らなかった大阪を再認識するという形で大阪をめぐって写真を撮り、そこにキャラクターを描き込んで着彩しました。
大きなキャンバスの制作は今までやったことなかったので構成するのが大変でしたが、結果的にうまくいったかなあと思います。
今の率直な気持ちとしては、作中の女の子に赤飯炊いてやりたいなあという気持ちです。ありがとうございます!

大石学長
大石利光学長:2017年度なわてんグランプリの開催おめでとうございます。また、今回グランプリを受賞されました吉内さん、ならびに各賞を受賞された皆さん、改めましておめでとうございます。
惜しくも受賞を逃した皆さん、見せていただきましたけど、それぞれ素晴らしい作品ばかりで、非常に高い完成度を誇っていたと、学長としても大変嬉しく思います。
本学、大阪電気通信大学の教育の基本理念は、人間力と技術力で社会に貢献する人材を育成することです。今回の作品はどれも社会に貢献できる作品のテーマを皆さんが選んでいたと感じています。また、作品づくりを通して、今回の卒業研究・卒業制作を通して、技術力だけでなく人間力もいかに大切かもみなさんに分かっていただけたのではないかと思います。特にコミュニケーションを取ること、周りのみんなに助けてもらうなど、これは人間力無くしてはできません。
人は、自分が学んだこと、経験したこと以外は成長ができません。また人に伝えることもできません。この総合情報学部の卒業制作・卒業研究の中で、皆さんが成長できたと私は感じています。今後ますます、このなわてんが継続して更に大きく発展することを学長として心から望んでいます。みなさん本日はおめでとうございました。

2017年度なわてんグランプリ集合写真
2017年度なわてんグランプリも無事全ての賞の発表を終えました。改めて受賞されたみなさん、本当におめでとうございます。この栄誉を持って、春からの新しいの世界へ羽ばたいてください。偉大なる先輩の後に続くべく、私たちも頑張って行きます。
どうか来年のこの日、次の世代の卒業制作・卒業研究を見に来てください。先輩たちに負けないよう、16年目の歴史を作って行きたいと思います!