2016年度なわてんグランプリ|芸術賞「同一のモチーフを用いた映画楽曲の制作」八木礼実さん
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2016年度なわてんグランプリ|芸術賞「同一のモチーフを用いた映画楽曲の制作」八木礼実さん #音響 #卒業制作 #なわてん


2016年度なわてんグランプリの芸術賞には、八木礼実さん(デジタルアート・アニメーション学科・サウンドデザイン研究室)による、音響作品「同一のモチーフを用いた映画楽曲の制作」が選ばれました!おめでとうございます!

2016年度なわてんグランプリ|芸術賞「同一のモチーフを用いた映画楽曲の制作」八木礼実さん

【審査委員代表 ナガタタケシ先生のコメント】
この作品の評価のポイントは、大学生活で音楽を作り続けた八木さんが、自分にしかできない表現とは何か、というのを作曲の中に見いだしたことにあると思います。その個性を引き出すための短いフレーズであるモチーフを用いて、イメージの統一がされていて、それが全体にまとまっていることです。また他の作品に楽曲を提供しており、感動的な作品に仕上げるための一翼を担っているという点も評価しました。

2016年度なわてんグランプリ|芸術賞「同一のモチーフを用いた映画楽曲の制作」八木礼実さん

八木さん:苦労したことと言えば、展示方法を考えることで、なわてん前の数日間は音像スタジオに缶詰になって作業しました。他の映像作品に楽曲を提供したりもしたのですが、撮影現場にも行ったりして、作曲だけでなく色々な経験ができました。こんな賞を頂けてうれしいです。ありがとうございます。

2016年度なわてんグランプリ|芸術賞「同一のモチーフを用いた映画楽曲の制作」八木礼実さん

【作品解説】
この作品は、映像を作る人に協力してもらい、映像と音楽の関係を意識した作曲とスピーカーを複数台使用した展示です。映画楽曲の制作をする中で、実際の撮影現場などにも足を運び、監督がどのような世界を想定しているのかについて考えました。とくにモチーフ(音楽動機)を楽曲全体を通して使用することで、使われる場面は違ってもどこかで聴いたことがあるような感覚と、作曲者としての自分らしさを表現しました。